膝関節・スポーツ障害・腰椎椎間板性腰痛に対する新しい治療選択肢
当院では、患者さまご自身の血液から得られる成分を利用した再生医療として
PFC-FD™療法(Platelet-derived Factor Concentrate Freeze-Dried)を導入しました。
この治療は、血小板由来の成長因子を利用して、炎症を抑え、組織修復をサポートすることを目的とした治療です。
保存療法(薬物療法・リハビリ・ヒアルロン酸注射など)で改善が乏しい場合の手術以外の治療選択肢の一つとしてご提案しています。
※本治療は自由診療(保険適用外)です。

PFC-FD™(2.0)とは
PFC-FDは、患者さまの血液から採取した血小板を加工し、血小板由来の成長因子を抽出・濃縮した血液由来製剤です。血小板は、ケガや炎症が起こった際に集まり、止血だけでなく組織修復を促す多くの成長因子を放出する働きがあります。
この治療では、その成長因子を利用して
- 炎症の抑制
- 痛みの軽減
- 組織修復の促進
をサポートすることを目的としています。
さらに近年、従来のPFC-FDをさらに改良したPFC-FD™(2.0)が登場しました。
PFC-FD™(2.0)は、従来のPFC-FDより数倍も成長因子の量が多く、製造プロセスや製剤の安定性などの改良で、より強い効果と安全性が期待されます。
特徴
- 患者さまご自身の血液を使用
- 血小板由来の成長因子を高濃度に含有
- 長期保存が可能
- 原則 1回投与型の治療
近年ではPRP療法が盛んな欧州の学術論文でも報告されています。
学術論文のURL:https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/37380754/
膝関節・スポーツ障害の再生医療
膝の痛みやスポーツによる腱・靭帯障害に対してPFC-FD™(2.0)療法を行っています。
このような症状の方に
- 歩くと膝が痛い
- 階段で膝が痛い
- ヒアルロン酸注射の効果が弱くなってきた
- スポーツで腱の痛みが続いている
- 手術をできるだけ避けたい
対象疾患
膝関節
- 変形性膝関節症
- 慢性膝関節痛
スポーツ障害
- テニス肘
- ジャンパー膝
- 足底腱膜炎
- アキレス腱炎
- 肉離れ後の慢性痛
治療の流れ
- 診察・適応判断:症状、身体所見、画像検査(MRIなど)を評価します。
- 採血:約50mLの血液を採取します。
- 製剤作製:約3週間でPFC-FD™(2.0)が作製されます。
- 注射:作製された製剤を生理食塩水で溶解し、患部へ注射します。
日帰り治療となります。
椎間板性腰痛の再生医療
慢性的な腰痛の原因の一つに椎間板の変性による炎症(椎間板性腰痛)があります。
当院ではPFC-FD™(2.0)を用いた椎間板再生医療も行っています。
椎間板性腰痛の特徴
- 腰の中央が痛い
- 長時間座ると痛い
- 前屈で痛みが強くなる
- 慢性腰痛が続いている
対象疾患
- 椎間板性腰痛
- 変形性腰椎症
対象椎間
当院では以下の椎間を対象としています。
L4/5 L3/4 L2/3
※症状や画像所見を総合的に評価して判断します。
治療の流れ
- 診察・適応判断:症状、身体所見、画像検査(MRIなど)を評価します。
- 採血:約50mLの血液を採取します。
- 製剤作製:約3週間でPFC-FD™(2.0)が作製されます。
- 椎間板内注射:作製された製剤を生理食塩水で溶解し、X線透視装置を使用して安全に位置を確認しながら注射します。
日帰り治療となります。
治療後の経過
注射後は
- 数日間の軽い痛み
- 違和感
が出ることがあります。
多くの場合数週間〜数か月で変化を感じる方が多いとされています。
※効果には個人差があります。
費用
本治療は**自由診療(保険適用外)**です。
膝関節・スポーツ障害
| 治療 | PFC-FD™(2.0) |
|---|---|
| 料金 | 176,000円 / 1回(税込) |
腰椎椎間板内投与
対象椎間
L4/5・L3/4・L2/3
| 治療 | PFC-FD™(2.0) |
|---|---|
| 料金 | 330,000円 / 1椎間(税込) |
※複数椎間治療については診察時にご相談ください
再生医療Q&A
- 何回治療が必要ですか?
- PFC-FD™(2.0)は原則1回投与です。
- 手術を避けられますか?
- 症状が改善することで手術を回避できる可能性がありますが、すべての患者さまに当てはまるわけではありません。
- 効果はどれくらいで出ますか?
- 個人差がありますが数週間〜数か月で変化を感じる方が多いです。
- スポーツ復帰はできますか?
- 症状によりますが多くの場合、数日〜1週間程度で軽い運動が可能です。
- 副作用などはありますか?
- 学術論文では約5%の患者さまで注射部位の一過性の腫れや痛みなどが報告されています。ご自身の血液を用いた治療ですのでアレルギーなど重篤な副作用の報告は少ないです。
院長からのメッセージ
再生医療は保存療法と手術の中間に位置する新しい治療選択肢です。
当院では症状や画像所見を総合的に評価し患者さまに適した治療をご提案します。
膝の痛みや腰痛、スポーツ障害でお困りの方はお気軽にご相談ください。
PFC-FD™療法については以下のサイトや動画もご覧ください。
■ webサイト

